三徳会について

三徳会について

基本理念

正義 友愛 奉仕
正義(正しいことの実行) 友愛(和・協調の精神) 奉仕(損得を超えた奉仕の実践)

福祉はサイエンスという考えの基に・・・。

三徳会は創設当初から高齢化社会における理想とする医療と福祉のあり方を考えてきました。創設者内野滋雄は、とかく精神論に流されがちな福祉に対し「福祉はサイエンスである」と提唱し、加齢による身体や精神の変化を科学的に理解することが介護の本質であると理論づけました。この理論は創設以来、脈々と受け継がれ、これからも医療と福祉の理想系を追い求めてまいります。

理事長挨拶

社会福祉法人 三徳会 理事長 小濵 哲二 社会福祉法人 三徳会 理事長 小濵 哲二

 三徳会は内野滋雄前理事長が昭和57年3月に設立され、同年11月に品川区内初となる特別養護老人ホーム「成幸ホーム」を開設したのが始まりです。
 以来、40年以上に亘り地域の皆さまをはじめ、行政、ボランティア、事業者など、様々な方々と共に歩んでまいりました。この間、平成8年には戸越台ホーム、平成9年には荏原ホーム、平成28年には平塚橋ホームを品川区から受託・運営することを通して、多くの地域のご利用者およびそのご家族の方の支えとなるよう努めてまいりました。
 私と三徳会との最初のつながりは東京都福祉局の職員だった昭和63年頃に当時の上司から「東京の最先端の福祉を見せてやる」と言われ「成幸ホーム」に連れてきていただいたことです。当時の施設の職員の方からご説明をいただく中で「自分たちがこれからの福祉を背負っていくんだ」という非常に自信に満ち溢れた仕事ぶりが強く印象に残っております。その時から30年以上の歳月を経て、当法人の理事長を仰せつかったことに深い縁を感じております。
 前理事長が掲げられてきた「正義」「友愛」「奉仕」と「福祉はサイエンス」という基本理念をしっかりと受け継ぎ、これまで築き上げられた地域の皆様との強い結びつきを大切にし、何よりもご利用者が安心・安全にご利用いただけるような法人運営に努めてまいりますので、これまで同様のご愛顧・ご支援・ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

創設者紹介

社会福祉法人 三徳会 名誉会長 内野 滋雄 社会福祉法人 三徳会 名誉会長 内野 滋雄

●医学博士
●内野医院 院長
●東京医科大学名誉教授
●(公財)日本篤志献体協会 元理事長
●臨床福祉専門学校 名誉校長
●(社)日本解剖学会 元理事長

三徳会には、あの「赤ひげ」先生の
DNAが引き継がれている。

人間味あふれる医者として描かれたあの「赤ひげ」(※)先生のモデルは私の父、内野正幸です。父は、昭和初期から社会奉仕の心と人道的理念をもって、地域医療に情熱を注いでいたのです。
昭和57年、品川区で最初の特養である「成幸ホーム」を開設しました。当時は都市部に特養ホームがあるのはめずらしい時代です。開設にあたり、東京市部の施設や海外の高齢者施設に視察に行き、そこでの経験が高齢者の人権や福祉を考えるきっかけとなりました。

高齢者介護福祉社会の先駆者として・・・。

三徳会の三徳とは、正義(正しいことの実行)、友愛(和・協調の精神)、奉仕(損得を超えた奉仕の実践)をいいます。誰もが満足できる高齢者福祉の実現をめざすためには、科学的裏づけをもつ具体論をきっちりと推し進めていくことが求められています。
これからますます高齢社会が進んでいく中で、都市部にある施設という利点を生かし、よりご利用者の立場に立った福祉活動を推進してまいります。

※赤ひげ:山本周五郎作の小説。人道的医師の小石川養生所での活躍を描く。
後に黒沢明監督・三船敏郎主演により映画化され、広くその名を知られることに。

協力医療機関

内野医院

☎︎ 03-3784-1456

月曜日~土曜日 午前9時~12時 午後1時30分~4時

概要

名称 社会福祉法人 三徳会
代表者氏名 小濵 哲二
所在地 〒142-0053 東京都品川区中延一丁目8番7号

沿革

1982年

社会福祉法人三徳会設立、特別養護老人ホーム成幸ホーム開設
成幸在宅ケアセンター短期入所(4床)、品川区立中延敬老会館開所
(区として初の民間管理運営業務委託を受ける)

1984年

4月 デイホーム事業運営業務委託を受ける

1986年

第1回/地域交流会「障害を超えて外へ出よう」 以降毎年開催

1988年

第1回/生と死を見つめる懇談会 「死をみつめることによりいかに生きるかを考える」
以降毎年開催

1991年

成幸在宅介護支援センター開設(都内初の介護支援センターの1つ)

1996年

品川区立戸越台複合施設開設
品川区立戸越台特別養護老人ホーム
品川区戸越台在宅介護支援センター
品川区立戸越台在宅サービスセンター受託運営開始

1997年

品川区立荏原複合施設開設
品川区立荏原特別養護老人ホーム
品川区荏原在宅介護支援センター
品川区立荏原在宅サービスセンター受託運営開始

1998年

品川区立小山在宅サービスセンター「小山の家」受託運営開始

2002年

三徳会創立20周年

2007年

成幸ホーム増改築完了

2009年

品川区戸越台第二在宅介護支援センター、品川区小山在宅介護支援センター受託運営開始

2010年

品川区小山台在宅介護支援センター受託運営開始

2012年

三徳会創立30周年

2014年

品川区戸越台第二在宅介護支援センターの移転に伴い、品川区杜松在宅介護支援センターに名称変更

2016年

品川区立平塚橋複合施設 開設
品川区立平塚橋特別養護老人ホーム
品川区立平塚橋高齢者多世代交流支援施設(平塚橋ゆうゆうプラザ)運営受託開始

2017年

平塚橋ゆうゆうプラザミニデイ開始

2018年

戸越台複合施設(高齢者施設・中学校)大規模改修工事着工

2019年

成幸ホーム大規模改修工事着工・完了
三徳だより100号発行

2021年

戸越台複合施設(高齢者施設・中学校)大規模改修工事完了

2022年

三徳会創立40周年
座談会Ⅰ「高齢者の福祉〜人生100年時代の生きかた」
座談会Ⅱ「多世代の福祉〜子どもから高齢者を対象とした言語・聴覚相談〜」
荏原障害者計画相談支援事業所(品川区受託運営)を荏原在宅介護支援センター内に設置
荏原ホームにて外国人介護職員(特定技能)の受け入れを始める。

2023年

理事長交代

特定処遇改善加算(PDF)

入札情報

『制限付き一般競争入札については、社会福祉法人三徳会 制限付き一般競争入札要綱に基づき次のとおり公告します。詳細は、関連ファイル等をご覧ください。』

決算報告・事業計画・事業報告

⇒決算関係書類等は、独立行政法人福祉医療機構が運営するホームページ「WAMNET」の【社会福祉法人の財務諸表等電子開示システム】をご覧ください。なお、WAMNET掲載以前の情報はこちらになります。

情報開示

その他、必要な諸規程を定めています。

WE Action Plan
(次世代育成行動計画/女性活躍推進行動計画)

WE Action Plan(愛称:ウィプラ)は、職員がさまざまな個性を活かし、「希望」と「はたらきがい」を持ちながら長く働き続けること、多様な人材とともに高めあっていくことを目指している行動計画です。
職員とそのご家族が健康でいきいきとポジティブな成長充実を感じることができるような取り組みに照らして、 Work Engagement(ワーク・エンゲージメント)Action Planと名付けました。

1.行動計画期間

2021年4月1日~2025年3月31日までの5年間

2.目標と取組内容と実施時期

取組1:若者・女性職員の活躍推進の実現
目標1 (職業生活に関する機会の提供に関する目標)
採用した職員に占める女性割合を3%以上増やします。
全体 75.5%/常勤職員 65%/嘱託職員 71.7%/非常勤職員 80.8%(女性活躍推進数値目標)

<実施時期・取組内容>
2022年2月~ 女性にとっても働きやすい職場であることの広報を強化するため、科学的介護の実践や抱えない介護の実践などを盛り込んだ「学生向けパンフレット」の内容を見直し、改定する。
2023年2月~ 若手の女性職員も含めた多様なロールモデル・キャリアパス事例のホームページにて紹介。
2024年2月~ 法人内の活躍している若手女性職員による「職場の見学会」を年1回開催する。

3.健康経営および職場と家庭を両立できる職場風土づくりに向けた意識啓発

目標3 (職業生活に関する機会の提供に関する目標)

<実施時期・取組内容>
2022年9月~ 管理職層を対象にした「多様性を受容する研修会」の開催を企画する。
2024年6月~ 監督職層を対象として、「仕事と治療の両立支援」の理解や支援方法についての研修会を行う。

三徳会の女性の活躍に関する状況の把握、課題分析

項目 法人数値 えるぼし認定基準
(1)女性職員に対する職業生活に関する機会の提供
採用した職員(平成31年4月1日入社)に占める女性職員の割合 全体 72.5%
常勤職員 60.0%
非常勤職員 77.8%
契約職員(嘱託職員含む) 66.7%
40.0%
職員に占める女性職員の割合 常勤職員 55.7%
非常勤職員 77.0%
契約職員(嘱託職員含む)75.0%
派遣職員 65.2%
管理職に占める女性職員の割合 41.7% 産業ごとの平均値以上
※医療・福祉 42.3%
(令和元年6月改訂)
(2)職業生活と家庭生活との両立に資する雇用環境の整備
男女の平均継続勤務年数の差異 94%
女性 11年3ケ月(135月)
男性 12年10ケ月(144月)
「女性職員の平均継続勤務年数」÷ 「男性職員の平均継続勤務年数」が7割以上であること
職員の一月当たりの平均残業時間 一人当たり月平均 11分 一人当たり月平均 45時間未満
有給休暇取得率 75%

採用情報

4路線が利用でき通勤も便利なアクセス。都内で有名な商店街や名所にも近い施設で私たちと働きませんか。

詳しくはこちら→

施設見学希望の方へ

施設見学をご希望の方は事前にご連絡ください

詳しくはこちら→